3月~6月いろいろ

3月~6月いろいろ7/1動物愛護教室
袋井市山名小学校4年生120名。 参加ボランティア16名と16頭
3月~6月いろいろバレンくん生徒さんが来るまえにお腹だして待ちきれない。

3月~6月いろいろ4/13じろうくん他界
長い長い介護だった。 年齢不詳だけど、きっと長生きした。

3月~6月いろいろ2/12茶畑の中に赤ちゃん犬6匹
3月~6月いろいろ3/12胃食道重積コイヌーズの1匹が緊急で手術。 
その後アカラシアと判明。 バニラと名付けてうちの子に。
3月~6月いろいろ6/22再度手術(胃カメラ、ゆうもん閉塞、ねじれ、膵臓と肝臓に癒着)

3月~6月いろいろ3/11ふれあい活動磐田さくらの園。 ミルキー初参加。 
抱く人が変わると少し緊張するものの、すぐ慣れてごろごろ。人を信じてくれてありがとう。

3月~6月いろいろ専門学校生インターンシップ受け入れ13日間。 しつけのインストラクターさん。
明るくさわやか、ビシバシきっちり、メリハリあり! 犬たちも見学者も背筋が伸びて学びます。

郷土新聞コラムは

郷土新聞2009 4/10号
「動物担当官の苦労」
桜が咲いたと聞くと、人事異動を想います。
中東遠地区の動物担当さんも異動となった方もいて、年度末にはご挨拶をしました。
三年ほどでの異動が多いようですが、やっと気心が知れてきた、と感じる頃の異動は淋しいものです。
動物担当というと「いったい何をやっている部署?」と思う人もいます。
驚くことに住民の中には、行政は動物に限らずのんびり笑談しながら仕事をしていて、なんとなく暇な職場だと思われることがあるとか。
様々な仕事をこなす動物担当さんのご苦労を見てみましょう。
飼い主が地域で円満なおつきあいをしていて、適正な飼育がされていれば問題はないのでしょうが、動物関連の相談件数は増えていて行政は対応に追われています。動物愛護推進計画が国をあげて策定される意味がここにもあります。
住民からの犬猫相談はもちろんのこと、事故死動物の収容から負傷動物の保護や病院への搬送、迷い犬の保護や返還。土日でも係留犬の世話。飼い主が出てこない場合はどうするか、ボランティアからの協力依頼を検討し、そして処分場へ送致する決断まで全てがその肩にかかっています。
相手は命ある生き物ですから責任は重く、危険を伴うこともあり、お休みなどできません。
外部に委託している業務もありますが、住民からの通報後のオペレートは担当課がします。
住民のアポなし来庁や電話もその都度対応していますから、とても大変な業務です。
忘れてはならないのは、これら動物の業務は仕事全般中の氷山の一角だということ。
先頃も猿の脱走がニュースになりましたが、実は担当さんはいろいろな案件を抱えながらも猿の捕獲に奔走していたことでしょう。
さて、桜の花びらが舞う頃、捨てられた子猫の相談がどっと増える季節が来る…と憂鬱になるのは行政に限らず動物に関わる人々みんなの悩みでしょうか。

郷土新聞2009 5/15号
「ヒナを拾わないで」
「ヒナが木から落ちた、どうしたらよい?」
野生動物(野生鳥獣)には手を出さないのが基本です。
優しい手助けのつもりが、野生鳥獣にとってはとんでもなく迷惑だったりします。
鳥のヒナのばあい、まだ羽がまばらな姿の頃に、母鳥が「ほら、飛びなさい」と催促し、ヒナはバンジージャンプさながらの真っ逆さまジャンプをします。
もちろんヒナはポテッと地面にころがるだけで飛べません。
そして母子の会話がはじまります。
「ピー、お母さん私はここよ」そして母鳥は地面へと餌を運びます。
地面は危険がいっぱいですから、母鳥は「ほら、はやく飛んで」と餌を運びながら何度も催促。
この母子の特訓中に優しい人間に見つかると…、保護のつもりの「捕獲」にあってしまうことも。
母鳥はやっと育った我が子を狩られ、ヒナは本来の自由な空を失う危機となります。
そう、人間は野生動物の天敵です。
もちろん人間以外の動物もヒナを餌として狙いますが、それが自然の姿です。
地面のヒナを見かけるとドキドキハラハラしますが、自然界の一員としてあたたかい気持ちで見守りましょう。
一見は人を受け入れてくれているように見えても、野生動物は人間に捕獲されると極度の緊張状態となり身動きすらできなくなることもあります。
本来ならば野生に人の手を加えることには反対ですが、
明らかなケガや病気になっている動物に近隣が困っていた場合には各都道府県のもよりの疾病野生鳥獣保護センターに問い合わせて指示にしたがいましょう。
「そのまま元の場所へ」と言われることもありますが、ちゃんと鳥獣保護に関する法律に則り動物種ごとのアドバイスをいただけます。
最後に
野生動物は、買わない、飼わない。
野生動物は自然のものであり、人の物ではありません。

郷土新聞2009 6/12号
「猫から学ぶ責任感」
春から夏は猫たちの出産・子育てシーズンです。
それは捨て猫や殺処分される猫が多くなるということでもあります。
「うちの猫が赤ちゃんを産んだどうしよう」「野良猫が納屋で産んで困ってる」等の相談を各所で聞くことになるのですが、産まれてしまった子たちに対する妙案はありません。
選択肢は、 自分で飼う、新しい飼い主を探す、処分に出す、3つしかありません。
あとは母猫をどうするかです。
避妊をし安堵する、何もしないで毎シーズン困る、選ぶのは自分です。
中には「動物ボランティアに引き取ってもらえば」と安易に考える方がいますが、そのような活動をしている方々はすでに手一杯です。
当事者に覚悟がないものに関わることは、後に人間関係をこじらすことも少なくなく、相談を受ける側も慎重です。
昨シーズン、中学生男子が赤ちゃん猫を拾い、自転車を走らせ相談に来ました。
排泄やミルクのやり方を説明し「がんばってね」、と彼の手に戻しました。
こちらが引き取れば、彼は当事者でなくなってしまいます。
育てられないかもしれない、家族は処分に出すかもしれない、心はゆらぎましたが彼に託しました。
その後、彼は母親といっしょに何度か来て、無事に美しい猫に育てあげました。
当初は新しい飼い主を探すと言っていましたが、「自分が助けあげた命」として可愛がっていくようです。
母親も「困ったものです」と苦笑されましたが、そう言いながらも美猫を抱く息子を誇らしげに見つめていました。
消えそうな小さな命を彼とその家族が助け、その道程で家族の絆が深まるのを垣間見た気がします。
猫を捨てることは犯罪です。
繁殖制限の努力義務があります。
静岡県内の処分数は犬猫合わせ年間約12000頭です。
動物の愛護及び管理に関する法律 第四章 第三十七条(犬及びねこの繁殖制限)

郷土新聞2009 7/3号
「動物介在活動にて」
なぜ動物が多くの人にとって必要とされるのか?
その不思議な力は、科学的にも研究がすすめられていますが、動物たちの力は、すでに海外では医療の場に動物を取り入れる「動物介在療法」として、痴呆防止や精神的な疾患の方の治療やリハビリなどで、大きな成果を挙げています。
その相互作用を認め、人と動物の福祉を作ろうという世界的な運動もあります。
日常的にも動物を飼っている家族は、日々のふれあいの中で、適度な手足の運動になり、ご近所づきあいの潤滑剤となったり、ストレスが解消したり、大きな癒しをもらっています。
私も参加させていただいている県の訪問活動は、この介在療法とは異なるもので、ふれあい活動とか、アニマルセラピーという言葉のほうがわかりやすいかもしれません。
老人ホームや障害者施設へペットと共に行きコミュニケーションをはかる、文字どうり「動物を介在させた活動」です。
お年寄りが静かになでてくれたり、動物の体験談を語ってくれたり。
時には「おいで!」と犬を抱きあげてくれる方も。
腕が思うように動かない車いすのお年寄りが、12kgの犬を軽々と抱き上げるので驚きますが、愛犬もお年寄りもうっとりしているのですから口をはさまないようにします。
動物がいることで初対面でも会話がはずみ楽しい時間となります。
もしも私一人なら奉仕活動に参加してきたのだろうか…、これもまた動物たちがもたらす力なのかもしれません。
他にも小学校への愛護教室への参加などもありますが、自分の動物家族とコンビを組んで地域社会に奉仕できることは、一飼い主としてとても誇りを感じることのできる活動だと思っています。
動物を飼っていない方の参加も大丈夫です。
まずは見学に出かけてみませんか?
問い合わせは市役所、または保健所まで。


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